11.21.15:57
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08.14.15:48
隼 99' クラッチのオイル漏れ修理@3Dプリンター
99年から2001年までの隼は、油圧クラッチの構造に問題があり、クラッチフルードが漏れることがあります。
問題の油圧クラッチのピストンは、エンジン左側のドライブスプロケットカバー内にあります。
ここを開けると簡単にピストンを見られるのですが、この場所だとチェーンや大気中のダストをピストンに吹き付けるような状態になってしまうんです。
開けてみれば分かります。
で、ピストンの画像↓
※これは洗浄後の写真です。
ドライブチェーンから飛んできたダストにより、洗浄前は真っ黒に煤けていました。
上の画像にコメントを入れましたが、ダストが研磨剤のような役割をしてしまい、ピストンホールが削られてしまうのです。
さらに、このダストは金属も含むため、サビの原因にもなります。
ピストンホールにわずかでもサビによる段差が出来ると、クラッチフルードが漏れてしまうわけです。
一旦クラッチピストンを抜き、ピストンホールを磨くと修理できます。
まず、2000番のサンドペーパーに水をつけて、サビや汚れを綺麗に落とし、段差も消します。
パーツクリーナーで洗いながら、目で確認しながらしっかり磨きましょう。
私は10分もかけてシコシコ磨きました。
ピストンパッキンはゴム製ですので、ピストンホールが多少変形しても追従するため問題ありません。
サビによる段差の方が大問題です(; ・`д・´)
見た目に黒点があっても、爪でこすって引っかからなければ大丈夫だと思います。
最後に、コンパウンドで鏡面仕上げまで磨いて完了です。
私は一応、ピストンパッキンも新品に交換しました。
※タブレットPCのカメラだから写りが悪いね。
suzuki純正で、500円程度で買えます。
・
・
・
実は、suzukiはこのことに気が付いて、2001年以降のモデルは対策がされているんです。
クラッチピストンの直径をかなり小さくして、開いたスペースにゴムカバーを被せるというものです。
ゴムカバーを被せれば、ピストンが汚れることはありません。
で、実は対策済みのクラッチユニットは、前期型の隼にもポン付けでいけるのですが、ピストンの直径が変わってしまっているのでレスポンスも大きく変わってしまうんです。
生産研究時に決定されたものをあとから変更するのは、改悪な気がしてなりません。
う~ん。。。結構複雑。。。
でもこんなのは慣れっこです(笑)
3日ほど仕事もそっちのけで構造を考えました((o(´∀`)o))
3Dデータ完成!((o(´∀`)o))ワクワク
ダストの進入と、振動によるズレや外れを防止する為、ABS樹脂でしっかりした枠を作りました。
枠のプリント完了(`;ω;´)
ピストンホールの内径が40mmですので、枠に41mmの穴を開け、ピストンの干渉を防ぐ構造です。
実際はピストンがホールのツラから出ることはないのですが、念のためのマージンです。
テストの為、はめてみました↓
なんだかとってもイイカンジ+(0゚・∀・) +
純正みたいにぴったり♪
先ほど話した41mmの穴を、厚さ1mmのゴム板で塞ぎ、シャフトを通すためのチューブを中心に取り付けました。
なぜ中心にチューブを付けたかというと、ダストの進入を限りなくゼロにする為で、摩擦抵抗を減らす為ポリウレタンチューブを使用しています。
使った材料は、ABS(枠)・高性能ゴム板(膜)・ポリウレタンチューブ(軸受)・シリコン(接着)です。
こだわりすぎでしょうか。。
シャフトは良く磨いて、バフ掛けし、サビ止めグリスするとサビよけになります。
どう??+(0゚・∀・) +
ばっちり決まったでしょ?( ̄ー ̄)ニヤリ
欲しい人がいらっしゃいましたら、安くお作りしますよ~(*´∀`)
問題の油圧クラッチのピストンは、エンジン左側のドライブスプロケットカバー内にあります。
ここを開けると簡単にピストンを見られるのですが、この場所だとチェーンや大気中のダストをピストンに吹き付けるような状態になってしまうんです。
開けてみれば分かります。
で、ピストンの画像↓
※これは洗浄後の写真です。
ドライブチェーンから飛んできたダストにより、洗浄前は真っ黒に煤けていました。
上の画像にコメントを入れましたが、ダストが研磨剤のような役割をしてしまい、ピストンホールが削られてしまうのです。
さらに、このダストは金属も含むため、サビの原因にもなります。
ピストンホールにわずかでもサビによる段差が出来ると、クラッチフルードが漏れてしまうわけです。
一旦クラッチピストンを抜き、ピストンホールを磨くと修理できます。
まず、2000番のサンドペーパーに水をつけて、サビや汚れを綺麗に落とし、段差も消します。
パーツクリーナーで洗いながら、目で確認しながらしっかり磨きましょう。
私は10分もかけてシコシコ磨きました。
ピストンパッキンはゴム製ですので、ピストンホールが多少変形しても追従するため問題ありません。
サビによる段差の方が大問題です(; ・`д・´)
見た目に黒点があっても、爪でこすって引っかからなければ大丈夫だと思います。
最後に、コンパウンドで鏡面仕上げまで磨いて完了です。
私は一応、ピストンパッキンも新品に交換しました。
※タブレットPCのカメラだから写りが悪いね。
suzuki純正で、500円程度で買えます。
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で!ここからが本題(; ・`д・´)
・実は、suzukiはこのことに気が付いて、2001年以降のモデルは対策がされているんです。
クラッチピストンの直径をかなり小さくして、開いたスペースにゴムカバーを被せるというものです。
ゴムカバーを被せれば、ピストンが汚れることはありません。
で、実は対策済みのクラッチユニットは、前期型の隼にもポン付けでいけるのですが、ピストンの直径が変わってしまっているのでレスポンスも大きく変わってしまうんです。
生産研究時に決定されたものをあとから変更するのは、改悪な気がしてなりません。
そこで、
カバーを自分で作ってみることにしました( ̄ー ̄)ニヤリ
まずはピストン周辺を良く観察し、寸法を取ります。う~ん。。。結構複雑。。。
でもこんなのは慣れっこです(笑)
3日ほど仕事もそっちのけで構造を考えました((o(´∀`)o))
で、
3Dデータ完成!((o(´∀`)o))ワクワク
枠のプリント完了(`;ω;´)
ピストンホールの内径が40mmですので、枠に41mmの穴を開け、ピストンの干渉を防ぐ構造です。
実際はピストンがホールのツラから出ることはないのですが、念のためのマージンです。
なんだかとってもイイカンジ+(0゚・∀・) +
純正みたいにぴったり♪
なぜ中心にチューブを付けたかというと、ダストの進入を限りなくゼロにする為で、摩擦抵抗を減らす為ポリウレタンチューブを使用しています。
使った材料は、ABS(枠)・高性能ゴム板(膜)・ポリウレタンチューブ(軸受)・シリコン(接着)です。
こだわりすぎでしょうか。。
シャフトは良く磨いて、バフ掛けし、サビ止めグリスするとサビよけになります。
どう??+(0゚・∀・) +
ばっちり決まったでしょ?( ̄ー ̄)ニヤリ
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