11.21.15:23
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02.03.21:28
純正ショックアブソーバーのオーバーホール
結構話題になっているようなので、まもログでもやってみました。
社外品のショックは当たり前にオーバーホールできる設計になっていますが、純正のショックはオーバーホール出来ません。
圧入や溶接で封がされているため、オイルを抜くことすら出来ません。
ビンボー人(私)には痛い設計で、ショック交換は何万円もかかるので、へたったままで乗るしかないんです。
ヘタるとか抜けるとかよくいいますが、意味が分かってないやつがいるので説明しときます。
『ヘタる』というのは2つの原因が考えられます。
1. ショック内部のオイルが劣化によりやわらかくなり、緩衝能力が低下すること。
2.スプリング(バネ)の張りがなくなり、緩衝能力が低下すること。
『抜ける』とは、以下の原因が主です。
3.オイルシールなどの劣化・破損により、オイルが漏れて減ってしまった状態。
4.中のオイルバルブが壊れて、オイルダンパーの役割をしなくなった状態。
この中でもっとも多い状態が、1の症状です。
ちなみに、2の症状はまずありえないそうです。
こういうのを設計・開発している人に聞いた話だと、車のショックのスプリングは、50万キロ~100万キロ走っても劣化はほとんどないそうです。
(通常使用の場合ですが)
3・4の症状もほとんど有り得ないそうですが、修理は不可と思った方がいいんじゃない?
ではでは、1の症状「オイルの劣化で緩衝能力が低下」の場合の改善方法です。
社外ショックとかフロントフォークのオイル交換の情報はいくらでもネットに転がってるので、解析まもログらしく車の純正ショックのオイル交換です!!(^O^
ショックは、必ず車両からはずしてください。
次にオイルを抜くんですが、純正ショックにはニップルやドレンボルトなんて上等な物はありません(笑)
そこで、最下端部に穴を開けるのですが、車両によりどの部分が安全かがわかりません。
穴を開けた向こう側に、重要な構造部品があるかもしれませんので。(っと脅してますが、まず最下端部なら大丈夫)
6mmのドリルで穴を開けました。
思ったより肉が薄く、最後の穴ふさぎが不安・・・。
この状態で穴をタッピング加工しておきます。(まだオイルは抜かない!!)
で、デジタルハカリで重さを量ると。
いよいよオイル抜きです。
オイルと一緒に鉄粉も出しますので、穴を少し下向きに構えてシコシコとストロークさせます。
オイルが抜けてくると、だんだんシコシコが軽くなってきます。
腕がカナ~リ疲れますが、なるべく全部抜き取ってください!
アトレーワゴンの場合、約131g抜けました。
ペットボトルを切って入れ物にしたら・・・コーラみたい^^♪
新品のオイルは透明・・・サイダーみたい^^;
フロントフォーク用のオイルをベースに、20Wのエンジンオイルを10%くらいブレンドしました^^
アトレーは車重が重いので、固めのセッティングにするためです。
また、フロントフォーク用のオイルをベースにするのは、消沫性能や水分解性能が優れているためです。
エンジンオイル100%を入れるとどうなるんですかね。誰かやってみてよ。
※追記
20Wを20%以上入れると、レーシングサスのようなレスポンスになるようです(*´з`)
知り合いの車でこっそり試してみました(笑)
ただ、入れすぎるとリジットサスのようになってしまいますので、ほどほどに・・・(;´∀`)
なぜかうちに大量在庫している・・・医療用注射器
今回は針は使用しません(笑)
※追記 まもろぐのスーパーアイデア(笑)
後日、別の車両(ムーブとワゴンR)に施工する際にいい方法を思いついたので追記します。
注射器のほかに、シリコンホースを10mmくらいに切った筒を用意しまして、
こんな風に注射器の先端につけます。きつくも無くゆるくもない太さ。
で、穴に押付けてシリコンチューブをブニュッと潰しながら入れると、簡単に入れられます!
※追記ここまで↑
少しずつオイルを入れるのですが、たまにストロークさせて充填させると全量入れられます。
※すすぎをやってもいいですね。
さて、全量入ったのを重さで確認し、ネジで穴を塞ぎます。
ただ、肉が薄くてオイルが漏れてしまうのです。。(TT;
悩んだあげく、パーツクリーナーで脱脂したあとにコーキングで塞ぐことにしました。
ワゴンR(MC22)とムーブL150 ↑
アトレー↓
コーキングなら耐震性もありますし、耐久性・耐油性もすぐれているので完璧d^^
出来た~☆ヾ(^o^)/
必ず一晩以上安置してコーキングの硬化を待ってから取り付けましょう。
これは効果覿面です!
施工前は家の近くのギャップで5回くらいバウンスしていましたが、今は1度もバウンスしません。
※追記
この記事の後、知り合いの車3台ほどに施しましたが、大評判です!(^^)!
フロントのストラットにも施しました。
スプリングコンプレッサーが必要ですが、やり方と理屈は全く同じでした。
使ったオイルは、契約している製油会社に特別高度に製油してもらっている物で、市販品とは比べ物にならない高品質なものだそうです。(G-10規格)
バイクのフロントフォーク用に製造してもらっている物です。
ヤフオクで売ってるカヤバのSRシリーズも使ったことがありますが、あれは最初の半年くらいは良いものの、劣化が早すぎで使い物にならないというのが正直なところです。
やはり純正をオーバーホールして使用するのが一番いいと私は思います。
実際、10万キロ走った純正のショックのオイルは・・・キラキラした金属粉が混ざっていて、しかも不気味なくらい泡立って・・・。
何より粘度が非常に落ちており、水に近い固さになっています。
そんなに難しい作業ではありませんから、是非お試しあれ^^
社外品のショックは当たり前にオーバーホールできる設計になっていますが、純正のショックはオーバーホール出来ません。
圧入や溶接で封がされているため、オイルを抜くことすら出来ません。
ビンボー人(私)には痛い設計で、ショック交換は何万円もかかるので、へたったままで乗るしかないんです。
ヘタるとか抜けるとかよくいいますが、意味が分かってないやつがいるので説明しときます。
『ヘタる』というのは2つの原因が考えられます。
1. ショック内部のオイルが劣化によりやわらかくなり、緩衝能力が低下すること。
2.スプリング(バネ)の張りがなくなり、緩衝能力が低下すること。
『抜ける』とは、以下の原因が主です。
3.オイルシールなどの劣化・破損により、オイルが漏れて減ってしまった状態。
4.中のオイルバルブが壊れて、オイルダンパーの役割をしなくなった状態。
この中でもっとも多い状態が、1の症状です。
ちなみに、2の症状はまずありえないそうです。
こういうのを設計・開発している人に聞いた話だと、車のショックのスプリングは、50万キロ~100万キロ走っても劣化はほとんどないそうです。
(通常使用の場合ですが)
3・4の症状もほとんど有り得ないそうですが、修理は不可と思った方がいいんじゃない?
ではでは、1の症状「オイルの劣化で緩衝能力が低下」の場合の改善方法です。
社外ショックとかフロントフォークのオイル交換の情報はいくらでもネットに転がってるので、解析まもログらしく車の純正ショックのオイル交換です!!(^O^
ショックは、必ず車両からはずしてください。
次にオイルを抜くんですが、純正ショックにはニップルやドレンボルトなんて上等な物はありません(笑)
そこで、最下端部に穴を開けるのですが、車両によりどの部分が安全かがわかりません。
穴を開けた向こう側に、重要な構造部品があるかもしれませんので。(っと脅してますが、まず最下端部なら大丈夫)
6mmのドリルで穴を開けました。
思ったより肉が薄く、最後の穴ふさぎが不安・・・。
この状態で穴をタッピング加工しておきます。(まだオイルは抜かない!!)
で、デジタルハカリで重さを量ると。
いよいよオイル抜きです。
オイルと一緒に鉄粉も出しますので、穴を少し下向きに構えてシコシコとストロークさせます。
オイルが抜けてくると、だんだんシコシコが軽くなってきます。
腕がカナ~リ疲れますが、なるべく全部抜き取ってください!
アトレーワゴンの場合、約131g抜けました。
ペットボトルを切って入れ物にしたら・・・コーラみたい^^♪
新品のオイルは透明・・・サイダーみたい^^;
フロントフォーク用のオイルをベースに、20Wのエンジンオイルを10%くらいブレンドしました^^
アトレーは車重が重いので、固めのセッティングにするためです。
また、フロントフォーク用のオイルをベースにするのは、消沫性能や水分解性能が優れているためです。
エンジンオイル100%を入れるとどうなるんですかね。誰かやってみてよ。
※追記
20Wを20%以上入れると、レーシングサスのようなレスポンスになるようです(*´з`)
知り合いの車でこっそり試してみました(笑)
ただ、入れすぎるとリジットサスのようになってしまいますので、ほどほどに・・・(;´∀`)
なぜかうちに大量在庫している・・・医療用注射器
今回は針は使用しません(笑)
※追記 まもろぐのスーパーアイデア(笑)
後日、別の車両(ムーブとワゴンR)に施工する際にいい方法を思いついたので追記します。
注射器のほかに、シリコンホースを10mmくらいに切った筒を用意しまして、
こんな風に注射器の先端につけます。きつくも無くゆるくもない太さ。
で、穴に押付けてシリコンチューブをブニュッと潰しながら入れると、簡単に入れられます!
※追記ここまで↑
少しずつオイルを入れるのですが、たまにストロークさせて充填させると全量入れられます。
※すすぎをやってもいいですね。
さて、全量入ったのを重さで確認し、ネジで穴を塞ぎます。
ただ、肉が薄くてオイルが漏れてしまうのです。。(TT;
悩んだあげく、パーツクリーナーで脱脂したあとにコーキングで塞ぐことにしました。
ワゴンR(MC22)とムーブL150 ↑
アトレー↓
コーキングなら耐震性もありますし、耐久性・耐油性もすぐれているので完璧d^^
出来た~☆ヾ(^o^)/
必ず一晩以上安置してコーキングの硬化を待ってから取り付けましょう。
これは効果覿面です!
施工前は家の近くのギャップで5回くらいバウンスしていましたが、今は1度もバウンスしません。
※追記
この記事の後、知り合いの車3台ほどに施しましたが、大評判です!(^^)!
フロントのストラットにも施しました。
スプリングコンプレッサーが必要ですが、やり方と理屈は全く同じでした。
使ったオイルは、契約している製油会社に特別高度に製油してもらっている物で、市販品とは比べ物にならない高品質なものだそうです。(G-10規格)
バイクのフロントフォーク用に製造してもらっている物です。
ヤフオクで売ってるカヤバのSRシリーズも使ったことがありますが、あれは最初の半年くらいは良いものの、劣化が早すぎで使い物にならないというのが正直なところです。
やはり純正をオーバーホールして使用するのが一番いいと私は思います。
実際、10万キロ走った純正のショックのオイルは・・・キラキラした金属粉が混ざっていて、しかも不気味なくらい泡立って・・・。
何より粘度が非常に落ちており、水に近い固さになっています。
そんなに難しい作業ではありませんから、是非お試しあれ^^
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ムーブの整備書にガスが入っているようなことが書いてあったのですが、実際はどうなのでしょうか?
Re:ガス
様々な年式のムーブや、アトレー、ムーブラテなどやりましたが、とりあえずガスが噴出したことはないですね。
ムーブはフロントストラットもやりました。
ただ、ガスも封入してある車種があっても不思議ではないので、私が当たらなかっただけかも知れません。
ダメ元のビンボーカスタムですし、やる価値はおおいにあると思いますよ~(^^ゞ
ムーブはフロントストラットもやりました。
ただ、ガスも封入してある車種があっても不思議ではないので、私が当たらなかっただけかも知れません。
ダメ元のビンボーカスタムですし、やる価値はおおいにあると思いますよ~(^^ゞ
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