11.21.18:16
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05.10.14:02
ジャンクなCPU水冷機の修理
あまりにも安いので怪しいなとも思ったのですが、500円なら部品取りにしてもいいかと思って買っちゃいました!
( *´艸`)
家に帰って早速水を入れてみましたが、どうやら循環していない様子。
それ以外には全く問題はなく、ポンプが内蔵されているユニットを分解してみました。
ありゃりゃ。。
エンペラーが錆びて崩れて崩壊していますね。。
エンペラーに磁石が内蔵されているのですが、その磁石が水の侵入で錆びてしまったようです。
中の構造からエンペラーの形を想像して、3Dプリンターで作ることにしました。
たぶんフィンの先のウィングレットみたいな部分は純正には無いと思います(笑)
でもせっかく自作するんだから、凝ったものにしたいのが自作派の性分。
いいか悪いかは知らないけど(;´Д`)
プリントされたエンペラーに、ネオジウム磁石をはめ込みました。
ネオジウム磁石は最も強力な磁石ですが、最も熱に弱い磁石でもあります。
スペックを調べてみると、80度以下での使用を推薦しているようです。
今回のCPUクーラーでの使用では、ぎりぎりの使用温度ですね。
まぁ忘れましょう(*´∀`)
今回の工作で知ったのですが、3Dプリンターで主に使っているABS材とエポキシ樹脂は相性が悪いようです。
最初磁石の接着にエポキシを使用したのですが、簡単にはがれてしまいました。
いろいろ実験した結果、瞬間接着剤(シアノアクリレート)が最適なようです。
それも、液状ではなくゼリー状がおすすめです。
で、磁石を接着した後に防錆塗装を施しました。
なかなかいい感じ((o(´∀`)o)))
この状態で電源を繋ぎ、高速回転させてみると・・・
をを!!素晴らしい出来( ̄ー ̄)ニヤリ
心配していた軸ブレも全くありません。
たぶん、磁石をはめる穴をエンペラーに開けたおかげでしょう。
そのおかげで、山勘で接着するよりも位置誤差をなくせたんだと思います。
遠心力で磁石が外れる心配も無いので、一挙両得な設計でした。
これで真夏の炎天下も安心できそう(^^)
おまけ画像・・・
エンペラーの失敗作たち・・・(;^ω^)
04.19.20:00
自分で(^○^)ヨーグルト発酵 データベース
ちょっと値段の高い機能性乳酸菌(ラクトフェリン・LG21・カスピ海等)も増やせますので非常にお得(^O^)
安価な低脂肪乳を使うと飲むヨーグルトが出来ますし、3.5以上の高脂肪乳を使うと、スプーンで食べる普通のヨーグルトも作れます。
今回、温度管理も出来るオートメーションな発酵器を作ったので、せっかくだからブログ公開しちゃいます!
ちなみに、実験的に55gの種菌でもやってみましたが、35gの時と全く変わりませんでした。
味も香りも酸味もとろみも、35gも55gも変化ありません。
ずっと気になっていたので、実験できてよかったです。。
これは植物性油脂ですが、ちゃんと使えます。
分量はスキムミルクの2倍を目安にしてください。
<種継ぎ>
自分で作ったヨーグルトに牛乳を入れて、さらに増殖させるのが種継ぎです。
種継ぎは、種菌の量を通常の2倍弱くらいにすると、発酵時間が通常通りにできます。
牛乳だけ買ってくればいいので、めちゃくちゃお得です(^O^)
ただし、雑菌の管理には注意が必要です。
乳酸菌と同じく雑菌も増殖してしまいますので、私はアルコール消毒を徹底的に実施しています。 △このページ最上部へ
01.27.18:01
中国に天空の城ラプータ出現?!
ラプータの出現と騒がれ、現地のテレビニュースを騒がせているようです・
ちなみにラプータはLaputaであり、スペイン語のLa Putaではない。(笑)
レミュエル・ガリヴァーの「世界の諸僻地への旅行記四篇」に登場する天空の城ラプータです。
以下、地元で撮影された空飛ぶ街の動画です。
中国の報道やアメリカのナショジオチャンネルなどでも検証が行われているようですが、まだ結論には至っていないようです。
ファタ・モルガーナ現象だという人もいるようですが、私の考えでは、上記画像のようなくっきりとした造影は考えにくく、光の屈折に起因する40°~53°の色差も観えません。
まぁこの辺は撮影機材のレンズや不可視光防御率などにも起因するのでわかりませんが。
ただ、ファタ・モルガーナ現象は速さが連続的に変化する媒体中の波の経路で考えられる蜃気楼が主ですが、媒体(今回は水滴)が流動性でない場合はくっきりした画像になるのでしょうかね?
△このページ最上部へ
11.11.13:10
レギュレータレクチファイヤの製作
そもそも、レギュレータレクチファイヤとは何ぞや??
ってことでご説明します。
車にもバイクにも、エンジンの力で動く発電機が付いています。
ですが、この発電機はACジェネレータとも呼ばれ、交流(AC)発電機です。
難しい話は飛ばしますが、交流ではエンジンの操作やウインカーの点灯、バッテリーの充電は出来ません。
しかもこのACジェネレータ、エンジンの回転数で電圧も電流も大きく変動するため、非常に不安定なのです。
っていうか、ACジェネレータって言いにくいので、以後オルタネータって書きますね。
ある車両(バイク)でテストした際の話ですが、アイドリング時でAC28V2A程度だったのですが、レットゾーン近くまで回すとAC120V10A以上にもなったのを見たことがあります。
この電気をどう料理するかというと、まずは整流してDC(直流)にします。
それから、13.8v~14.5v程度に安定させる必要があります。
電流は大きければ大きいほどバッテリーの充電やヘッドライトの明るさも上がるので、操作不要です。
では考察です。
まず、交流を直流にするには、ブリッジダイオードを使うしか選択肢はありません。
次に電圧なのですが、最初は7815や338などの3端子レギュレータを考えましたが、耐圧が45V程度しかないそうで120V も流したら確実に吹っ飛びますよね。
ってことはもう、ツェナーダイオードしかありません。
ツェナーダイオードとは、一定以上の電圧を熱に変換し、安定させる電子部品です。
ただ、ツェナーダイオードは取り出せる電流が少なく、またノイズも意外に出ています。
まぁ車載程度の話ですから、ノイズはそんなに気にしなくてもいいかな??
電流に関しては、ダーリントントランジスタを使うと魔法のように大電流が取り出せちゃいます(*^^)v
ってことで、完成系の回路図です。
C1とC2はもう少し小さい容量でも大丈夫かも。
D2は、ブレークダウン防止のために挿入しています。(実はかなり大事です)
おや?ツェナーダイオードが2本直列になってますね(*´Д`)
実は、ツェナーダイオードは電圧の低いものを直列接続して使った方が、ノイズが少なくなるんです。
15Vのツェナーダイオードを1本使うより、7.5Vのツェナーを2本直列にした方がいいってことです。
もちろん5Vのツェナーを3本直列でもOK。
次に、なんで15Vにしてんの?って疑問が出てくると思います。
理由はかんたん。 D2とトランジスタのVf分0.5v~1V程度降下してしまうからです。
ってことは・・・トランジスタのエミッタには14Vが!!
イッツァミラクル!!(*ノωノ)
S4Rのレギュレータがどれくらいの耐圧か知りませんが、自作すれば耐圧1200vにだって作れますし、
電流も100Aだって簡単に実現できます。
また、バッテリーが不良であっても出力が安定化できるので、車両故障の不具合も減るはずです。
ただ、一つ弱点がありまして・・・
電流が大きくなればなるほど、発熱が大きくなります。
ですので、上記5A程度の設計でもたばこの箱くらいのアルミ製ヒートシンクが必要です。
基板は使わず、トランジスタとブリッジダイオードをヒートシンクに直付けして、その他の小さい部品は空中配線するといいです。
完成したら、シリコンコーキングで密封しちゃえば完成ですね(^^♪
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11.04.01:18
カロッツェリア AVIC-Tシリーズ バックギア連動改造
案内の正確さやわかりやすさ、渋滞考慮リルートなど、他の追従を許さないポータブルナビで、バイクでも愛用しているものです。
さて、いいことばかりの機種なんですが、バックカメラを繋いだとき、連動はせずにボタン操作でカメラ切り替えをする必要があるんです。
最初は「面倒だなぁ」程度でしたが、最近はめっきりバックカメラを使わなくなってしまいました。
説明書を隅から隅まで読み込んでみたら、
「NAVI/AVボタンを4秒以上長押しするとバックカメラモードになります。この状態で現在地ボタンを押すともとの画面に戻ります。」
的なものを発見!!!(^^)!
そこで、ちょっとした改造で上記操作をエミュレートし、バックギアに連動してモードが切り替わるようにしたいと思います。
使用するのは、部品箱に転がってたPICマイコン12F629です。
回路図は↓
プログラムはこんな感じ↓
#include
#include
#include
/*
*/
#pragma config FOSC=4,PWRTE=ON,WDTE=OFF,MCLRE=OFF,BOREN = OFF
#define _XTAL_FREQ 4000000
void main(){
TRISIO = 0b00000011; //*入出力設定
VRCON = 0b10100100; //比較対象電圧の設定 VDD3.3Vで0.55Vの設定
CMCON = 0b00010001; //Comparator with Output mode。出力反転
GP5 = 1 ; /*AVボタンプルアップ*/
GP4 = 1 ; /*現在地ボタンプルアップ*/
int cnt;
cnt = 0;
int c_off;
c_off = 0;
int flug;
flug = 0;
while(1){
if(COUT == 1 && flug == 0){ //* COUTはコンパレータの返値変数
__delay_ms(100); //*チャタリング対策
if(COUT == 1 && flug == 0){
flug = 1;
GP5 = 0;
__delay_ms(3000);
GP5 = 1;
}
}
else if (COUT == 0 && flug == 1) {
for (cnt=100 ; cnt>0 ; cnt--) { //* ノイズ対策。OFF状態が100カウント続くかチェック
if (COUT == 0 && flug == 1) {
c_off++;
}
else {cnt = 0; c_off = 0;}
}
}
if (c_off == 100){
flug = 0;
GP4 = 0;
__delay_ms(500);
GP4 = 1;
}
c_off = 0;
}
}
あとは、組み込んでのデバッグだけです。
ではさっそく、ナビを分解して内蔵します。
最初の改造ポイントは、スイッチパネルです。
3つのタクトスイッチが付いています。
このうち、「現在地」ボタンと「NAVI/AV」ボタンに、以下のようにリード線を半田付けします。
ここまで出来たらスイッチ基板は戻してOK。
次は、マイコンの為の電源取り出しです。
下写真の右の方に繋いだのが電源線です
他にも電源が取れるところは多数ありますが、OS起動時にタクトスイッチがプルアップしていないとシステム異常でフリーズしてしまうので、
OSが起動する前にPICマイコンの電源が入ってプログラム上でプルアップが完了していないと困るので、ここが最適でした。
アップで見ると↓
最後に、カメラからの映像信号の横取りです。
ポイントはここ↓
上記写真中央の、ダイオードに以下のように接続します。
ナビ基板への接続はこの5本のみです。
で、今の5本を、さっき作成しておいたPICマイコンに接続。
PICマイコン基板はここに入れる予定↓
※上の写真は実験中の写真で、本番はテープで絶縁しますよ。
テスト中・・・
動作の説明ですが、まず、ビデオ信号はNTSCという規格で出来ており、信号は微弱な電圧で出来た交流信号です。
電圧のふれ幅は約0.005V~1Vと規定されていますが、実際は2V程度まで出ている製品が多いようですね。
真っ黒で何も見えないような画像で約0.007Vです。(まぁ実際はアバウトですが)
ですので、今回はPICマイコンでこの微弱電圧(カメラON)を検出し、「NAVI/AV」ボタンを長押しエミュレートします。
この微弱電圧を検出するには、コンパレータ(基準電圧比較機能)が便利です。
12F629を使用したのはコンパレータが内蔵されているためで、外付け部品はたったの2個で実現できます。
ノイズでいちいち反応しててはイラつきますので、ノイズの回り込みを考慮して検出電圧は0.55Vにしました。
カメラがオフの時には0Vですが、カメラ電源が入りビデオ信号が0.55Vを超えるとボタン操作を開始するプログラムにしています。
さて、全体像はこんな感じ↓
まるで、昔流行ったプレステのMODチップみたい(^^;)
もちろん、バックギアに入れた時だけカメラの電源が入るようにしなければなりませんので、カメラ電源を車両のバックランプなどから取る必要があります。
私はスピードメーター内の「R」レンジの電球からカメラ電源を取りました。
バックギアに入れて、約3~4秒後に自動でバックカメラが映り、ギアを戻すとナビ画面に自動で戻ります(*ノωノ)
普通は標準で付いているような機能なんですが、やっぱりポータブルナビというカテゴリのせいですかね。
この改造でさらに最強ナビになりました!(^^♪
最初はバック信号で切り替わるようにしようかと思っていたのですが、ナビの筐体に穴をあけてコネクタを追加しなきゃなりませんよね。
ダッシュボードに伸びる線が一本増えるのも嫌で・・・。
今回のビデオ信号を監視する方法なら、筐体の加工が一切いらないので外観が変わらず、非常にスッキリ(^^)/
思い付きから2日で完成した割には完成度が高く、大満足の工作でした~('◇')ゞ △このページ最上部へ