12.12.13:50
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07.01.00:05
PICで 自作インジェクションコントローラ
世界で一番燃費がいい!と思われる、カブ系エンジンの話です。
数年前にリトルカブFIを新車で購入し、すぐにボアアップを行いました。
FI車のボアアップは、空燃比の調整がキモとなります。
ボアアップ(排気量を上げる)ということは、その分ガソリンの噴射量も増やしてやらねばなりません。
通常、キャブレター車であれば、ガソリンの噴射量を決めるジェットという部品を交換することで、空燃比を調整します。
↑これがメインジェットの画像
ですが、インジェクション車にはジェットは使用されておらず、ECUというコンピューターで空燃比を調整しています。
キャブ車のようにジェットで噴射量を調整しようという発想ではなく、噴射量は一定のままで噴射時間を可変させることで調整するという発想です。
ECUとは、「偉そうな口調でうざったい」の略で、気温、燃料の温度、排気ガスの汚れ具合を各センサーで測定し、リアルタイムに最適な空燃比を設定するコンピューターの事です。(一部誤り(笑))
ということで、FI車のボアアップにはインジェクションコントローラーというコンピューターが必要になります。
インジェクションコントローラーとは、ECUからの噴射信号を横取りして、噴射量をごまかすサブコンピューターと言えるような装置です。
今回使用したのはSPタケガワのボアアップキットで、Sステージ88ccの物です。
これには88ccのシリンダー、ピストン、ハイカム、インジェクションコントローラーなどが付属します。
さらに、強化クラッチ、強化オイルポンプなど必須部品もSPタケガワで揃えました。
ところが、組み付け完了後に問題発生!
坂道発進や急発進など、ガバッとアクセルを開けると失速してしまい、走り出すことすら出来ないのです。
ゆっくりアクセルを開ければじわ~っと発進してくれますが、これではストレスがボアアップしちゃいます(苦
出だし以外は非常にレスポンスがよく、1.8倍のボアアップとは思えないくらいの鋭い走りを見せてくれます。ヽ(゚Д゚)ノ
出だしだけがボコ付いてしまい、バルブタイミングやインジェクションコントローラーの設定など、いろいろいじりましたが改善せず。
試しにエアクリーナーボックスを外し、吸気をよくしてみましたが改善せず。(悪化もしない?!)
逆に、エアクリーナーボックスの吸気口を塞いでアクセルをあおると…改善した!綺麗に回った(≧∇≦*)
ということは、キャブ車で言うところの“スロージェット”の帯域が薄すぎるような症状。。
ところがタケガワのIJコントローラーは、アイドリングから高回転までをすべて増減してしまうもので、回転域に応じた設定が出来ないのです。
タケガワのインジェクションコントローラを最大に濃く設定しても、出だしのボコ付きはほとんど改善しません。
しかも、フルノーマルの状態でレギュラーガソリン1Lあたり80kmは走れたのに、この設定だと1Lあたり20kmくらいまで燃費が落ち込みます。
なんとか出だしだけ濃く出来ないかなぁ。。。
っと考えたあげく、タケガワのインジェクションコントローラーは使用せず、もっと高機能なインジェクションコントローラーを作ってしまおうと言うのが今回の試みです( ^^)/
いやぁ長い前置きだったねぇ(^0^;)
今めっちゃくちゃヒマだから、余計なことばかり書いてるんだよねぇ(←これが無駄)
ではでは、明日の記事で本題に…入るかな?(笑)
⇒PICで 自作インジェクションコントローラ
PICで 自作インジェクションコントローラ(2)
PICで 自作インジェクションコントローラ(3) Last
数年前にリトルカブFIを新車で購入し、すぐにボアアップを行いました。
FI車のボアアップは、空燃比の調整がキモとなります。
ボアアップ(排気量を上げる)ということは、その分ガソリンの噴射量も増やしてやらねばなりません。
通常、キャブレター車であれば、ガソリンの噴射量を決めるジェットという部品を交換することで、空燃比を調整します。
↑これがメインジェットの画像
ですが、インジェクション車にはジェットは使用されておらず、ECUというコンピューターで空燃比を調整しています。
キャブ車のようにジェットで噴射量を調整しようという発想ではなく、噴射量は一定のままで噴射時間を可変させることで調整するという発想です。
ECUとは、「偉そうな口調でうざったい」の略で、気温、燃料の温度、排気ガスの汚れ具合を各センサーで測定し、リアルタイムに最適な空燃比を設定するコンピューターの事です。(一部誤り(笑))
ということで、FI車のボアアップにはインジェクションコントローラーというコンピューターが必要になります。
インジェクションコントローラーとは、ECUからの噴射信号を横取りして、噴射量をごまかすサブコンピューターと言えるような装置です。
今回使用したのはSPタケガワのボアアップキットで、Sステージ88ccの物です。
これには88ccのシリンダー、ピストン、ハイカム、インジェクションコントローラーなどが付属します。
さらに、強化クラッチ、強化オイルポンプなど必須部品もSPタケガワで揃えました。
ところが、組み付け完了後に問題発生!
坂道発進や急発進など、ガバッとアクセルを開けると失速してしまい、走り出すことすら出来ないのです。
ゆっくりアクセルを開ければじわ~っと発進してくれますが、これではストレスがボアアップしちゃいます(苦
出だし以外は非常にレスポンスがよく、1.8倍のボアアップとは思えないくらいの鋭い走りを見せてくれます。ヽ(゚Д゚)ノ
出だしだけがボコ付いてしまい、バルブタイミングやインジェクションコントローラーの設定など、いろいろいじりましたが改善せず。
試しにエアクリーナーボックスを外し、吸気をよくしてみましたが改善せず。(悪化もしない?!)
逆に、エアクリーナーボックスの吸気口を塞いでアクセルをあおると…改善した!綺麗に回った(≧∇≦*)
ということは、キャブ車で言うところの“スロージェット”の帯域が薄すぎるような症状。。
ところがタケガワのIJコントローラーは、アイドリングから高回転までをすべて増減してしまうもので、回転域に応じた設定が出来ないのです。
タケガワのインジェクションコントローラを最大に濃く設定しても、出だしのボコ付きはほとんど改善しません。
しかも、フルノーマルの状態でレギュラーガソリン1Lあたり80kmは走れたのに、この設定だと1Lあたり20kmくらいまで燃費が落ち込みます。
なんとか出だしだけ濃く出来ないかなぁ。。。
っと考えたあげく、タケガワのインジェクションコントローラーは使用せず、もっと高機能なインジェクションコントローラーを作ってしまおうと言うのが今回の試みです( ^^)/
いやぁ長い前置きだったねぇ(^0^;)
今めっちゃくちゃヒマだから、余計なことばかり書いてるんだよねぇ(←これが無駄)
ではでは、明日の記事で本題に…入るかな?(笑)
⇒PICで 自作インジェクションコントローラ
PICで 自作インジェクションコントローラ(2)
PICで 自作インジェクションコントローラ(3) Last
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