12.12.13:53
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07.02.17:54
PICで 自作インジェクションコントローラ(2)
PICは、小型で高性能な12F629を使用します。
これはI/O 端子が6ピンもあり、外部発信無しで4Mhzもの高速動作が可能です。
実際のインジェクションコントローラーとしては、入力1ピン、出力1ピンのみの使用で十分ですが、実験中のLEDインジケータも接続できますので非常に便利です。
さて、以下回路図です。基本的な設計でなんのひねりもありません(笑)
とりあえずこれを組んで、カットアンドトライで煮詰めていく予定。
インジェクターには12Vが来ていますので、これをPICの電源に利用。
そしてECUからの噴射信号と、それをごにょごにょして出すインジェクション出力です。
おっと、GNDも必要ですね。
これだけは車体のねじ部からボディアースで調達しました。
PICは通常2V~5Vで動かしますので、78L05で動作させます。(PICの最大供給電圧は5.5V)
インジェクターの消費電力は100mA程度でしょうから、そんなに大きなFETはいらないでしょう。ってことで、部品箱に転がってたBS170を使用しました。
BS170はドレイン電流が500mA までいけます。
ちなみに、12F629のI/O ポートは1ポートあたり25mA まで流せますので、4ポート使えば100mA いけそうですよね?
でも、試してみたらポート電圧が5Vのせいか、インジェクターがオープンせず無理でした(笑)
とりあえず、定数なども不明なのでブレッドボードとオシロスコープで試します。
インジェクターに繋がる配線は2ピン。
一本は単純に12Vが供給されています。
バッテリー直ではなく、ダイオードを経由したような電圧です。
ってことは、もう一本はコントロール端子ですね。
これを切断して、自作インジェクションコントローラーを接続します・・・が、切断するとメーター内のエンジンチェックランプが点滅してしまいました。
恐らく、インジェクターからの返り電圧がなくなったので、インジェクターの故障と判断したのでしょう。
単純に12Vを流すと、エンジンチェックランプが点灯しなくなりました。
この端子は、通常はECU側でオープン(及び返り電圧監視)。
噴射時にはマイナスに落ちるようになっているようです。
このPICは4Mhzで動作させていますので、1秒間に数万回以上というスピードで、ECUの噴射コントロール端子を監視出来ます。
で、
●ECUがONの間は、インジェクション端子もONにする
●ECUがオフになってから10ms程度遅れてからインジェクション端子をオフにする
という動作をPICにプログラミングしました。
この遅延時間を正確にセッティングすることで、空燃比を設定するのです。
また、回転数によって噴射遅延時間を変更する機能も付けたくなりました。
コダワリモードになっちゃったので(ーー;) 燃比改善にもなるじゃん?(^0^;)
方法ですが、噴射終了から次の噴射までの“インジェクションオフ”(無噴射)の間に、PICが何カウントできるかを計測することにしました。
テスト回路では、アイドリング回転数の無噴射間に約4500回もカウントできました。
で、のろのろ走り位のスピードで走ると、無噴射間のカウントは2000位。回転数対カウント数のフローチャートでも作ろうかな(>_<)ゞ
とりあえずPICがいかに高速かがわかるでしょ?( ^^)/
では、最適な噴射延滞時間と回転数をはじき出すため、ノートパソコンとROMライターを外に持ち出しての実験です。
秋月のPICライターですが、USBの単電源のみで動作するよう改造済み!!すごいでしょ(≧∇≦*)
邪魔くさい15Vアダプターはいりませ~んヽ(^o^)丿
始動~空ぶかし~自走~全開走行の順にテスト。
その後PICのチップをパソコンに接続し、設定値を修正。そしてまた実装テスト。
これを何百回も繰り返して、最適値を探りました。
なんかハイテク~(笑)
・・・自走テスト→セッティングを繰り返していると、突然エンスト。。(゚Д゚;)
自宅からちょっと離れてしまったので、冷や汗やらなにやら垂れ流しながらキックキック(`・ω・´)
でもかからない。。。
テスト用LEDによると、PICからの出力はあるもののFETがONしないみたい。。
ムシムシして暑苦しい中、そしてご近所の冷ややかな視線を浴びながら押して帰りました。。
はぁ。ブレッドボードをぶら下げた恥ずかしい姿↓
いろいろ調べてみると、なんとFETが吹っ飛んでるみたい(゚Д゚;)
500mA じゃ足りないのか??? んんん・・・。
仕方ないので、部品箱をガサゴソやって、ドレイン電流75AのFET(笑)が出てきましたので、とりあえずこれで代用。
データシートを見ながらまた最適なFET買わなきゃ。。
PICで 自作インジェクションコントローラ
⇒PICで 自作インジェクションコントローラ(2)
PICで 自作インジェクションコントローラ(3) Last
これはI/O 端子が6ピンもあり、外部発信無しで4Mhzもの高速動作が可能です。
実際のインジェクションコントローラーとしては、入力1ピン、出力1ピンのみの使用で十分ですが、実験中のLEDインジケータも接続できますので非常に便利です。
さて、以下回路図です。基本的な設計でなんのひねりもありません(笑)
とりあえずこれを組んで、カットアンドトライで煮詰めていく予定。
インジェクターには12Vが来ていますので、これをPICの電源に利用。
そしてECUからの噴射信号と、それをごにょごにょして出すインジェクション出力です。
おっと、GNDも必要ですね。
これだけは車体のねじ部からボディアースで調達しました。
PICは通常2V~5Vで動かしますので、78L05で動作させます。(PICの最大供給電圧は5.5V)
インジェクターの消費電力は100mA程度でしょうから、そんなに大きなFETはいらないでしょう。ってことで、部品箱に転がってたBS170を使用しました。
BS170はドレイン電流が500mA までいけます。
ちなみに、12F629のI/O ポートは1ポートあたり25mA まで流せますので、4ポート使えば100mA いけそうですよね?
でも、試してみたらポート電圧が5Vのせいか、インジェクターがオープンせず無理でした(笑)
とりあえず、定数なども不明なのでブレッドボードとオシロスコープで試します。
インジェクターに繋がる配線は2ピン。
一本は単純に12Vが供給されています。
バッテリー直ではなく、ダイオードを経由したような電圧です。
ってことは、もう一本はコントロール端子ですね。
これを切断して、自作インジェクションコントローラーを接続します・・・が、切断するとメーター内のエンジンチェックランプが点滅してしまいました。
恐らく、インジェクターからの返り電圧がなくなったので、インジェクターの故障と判断したのでしょう。
単純に12Vを流すと、エンジンチェックランプが点灯しなくなりました。
この端子は、通常はECU側でオープン(及び返り電圧監視)。
噴射時にはマイナスに落ちるようになっているようです。
このPICは4Mhzで動作させていますので、1秒間に数万回以上というスピードで、ECUの噴射コントロール端子を監視出来ます。
で、
●ECUがONの間は、インジェクション端子もONにする
●ECUがオフになってから10ms程度遅れてからインジェクション端子をオフにする
という動作をPICにプログラミングしました。
また、回転数によって噴射遅延時間を変更する機能も付けたくなりました。
方法ですが、噴射終了から次の噴射までの“インジェクションオフ”(無噴射)の間に、PICが何カウントできるかを計測することにしました。
テスト回路では、アイドリング回転数の無噴射間に約4500回もカウントできました。
で、のろのろ走り位のスピードで走ると、無噴射間のカウントは2000位。回転数対カウント数のフローチャートでも作ろうかな(>_<)ゞ
とりあえずPICがいかに高速かがわかるでしょ?( ^^)/
では、最適な噴射延滞時間と回転数をはじき出すため、ノートパソコンとROMライターを外に持ち出しての実験です。
秋月のPICライターですが、USBの単電源のみで動作するよう改造済み!!
邪魔くさい15Vアダプターはいりませ~んヽ(^o^)丿
始動~空ぶかし~自走~全開走行の順にテスト。
その後PICのチップをパソコンに接続し、設定値を修正。そしてまた実装テスト。
これを何百回も繰り返して、最適値を探りました。
なんかハイテク~(笑)
・・・自走テスト→セッティングを繰り返していると、突然エンスト。。(゚Д゚;)
自宅からちょっと離れてしまったので、冷や汗やらなにやら垂れ流しながらキックキック(`・ω・´)
でもかからない。。。
テスト用LEDによると、PICからの出力はあるもののFETがONしないみたい。。
ムシムシして暑苦しい中、そしてご近所の冷ややかな視線を浴びながら押して帰りました。。
はぁ。ブレッドボードをぶら下げた恥ずかしい姿↓
いろいろ調べてみると、なんとFETが吹っ飛んでるみたい(゚Д゚;)
500mA じゃ足りないのか??? んんん・・・。
仕方ないので、部品箱をガサゴソやって、ドレイン電流75AのFET(笑)が出てきましたので、とりあえずこれで代用。
データシートを見ながらまた最適なFET買わなきゃ。。
PICで 自作インジェクションコントローラ
⇒PICで 自作インジェクションコントローラ(2)
PICで 自作インジェクションコントローラ(3) Last
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